ヤロスラフ・トゥーマ 大嶋 義実 チェンバロ&フルートデュオ コンサート in 滋賀大講堂

2014年2月 8日 Posted in コンサート情報
20140203_Shiga_uv_concert_000.jpg 滋賀大学経済学部の講堂は、登録有形文化財建造物である大正時代建築の由緒ある建物です。 3月1日には、エコーメモリアル・チェンバー・オーケストラのプレコンサートを予定していることもあり、2月3日(月)に開かれた「チェンバロ&フルートデュオ・コンサート」を聴いてきました。今回で4回めとなり、演奏者のお二人もこの講堂を大変気に入っておられ、ここでの演奏を楽しみにされているということでした。 残念ながら、フルートの大嶋さんが手を怪我されたため、急遽お弟子さんである森本英希さんが参加され、若干プログラムも変更されたようでしたが、非常に高いクオリティの演奏を聴かせていただきました。 今回の演奏会の特徴は古楽器へのこだわりで、フルートは17世紀当時の楽器を再現した木管・6穴の、現代の楽器とは見た目も音量も全く違うものでした。チェンバロも弦をひっかく爪の部分に通常用いられる樹脂製のものではなく、白鳥の羽の軸を用いているとのこと。さらに、フェルメールの絵画にも描かれている「リュート」が加わり、バロック期の楽器だけによる演奏。 見た目も講堂の雰囲気とマッチして、美しい音色を楽しむことができました。 また、大嶋さんは軽妙な語り口のMCで場を盛り上げられ、古楽器と現代の楽器の違いや、当時の音楽の時代背景と古楽器の関係などもわかりやすく説明してくださいました。 曲目は、チラシの引用文にもあるように、バッハの「裏メニュー」とも言うべきナゾの楽曲の数々。バッハがどの楽器を想定して作られた曲なのかわからないという曲をチェンバロ&フルートの演奏とリュートだけの演奏での比較も聴かせていただき、趣向を凝らした楽しいコンサートでした。 いずれ第5弾のコンサートもあると思いますので、また来たいと思います。
日時: 2014年2月3日(月) 開場18:30 開演19:00 会場: 滋賀大学経済学部講堂(彦根市馬場1-1-1) ♪ オルタナティヴ バッハ ♪♪ ~もうひとつのバッハを聴く~ ♪♪♪ roslav T.MA & Yoshimi OSHIMA 音楽の父バッハはヴァイオリン一艇のみによる独奏曲から大規模な管弦楽、合唱を含む受難曲まで、あらゆるジャンルの作品を数多く残しました。 1000 を越えるその膨大な数ゆえに、なかには本当に本人の作品かどうか疑わしいものまであるようです。 また、バッハの作品であることに間違いはないものの、いったいどの楽器によって弾かれることを想定して書かれたのか、今となっては判然としない作品も残されています。 今回はチェンバロ、フルートに加え、バッハの時代を象徴する楽器リュートを加え、同じ楽曲を違う楽器で演奏するなどバッハのちょっと変わった横顔に光をあててみます。 PROGRAM J.S. バッハ : フルートと通奏低音のためのソナタハ長調BWV1033 : パルティータ イ短調 BWV1013 : 組曲ハ短調 BWV997 ほか チェンバロ :ヤロスラフ・トゥーマ リュート :井上 周子 フルート、解説:大嶋 義実

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